2019-01-06

難民問題について考える

とあるアーティストのトークイベントに行ってきた。
この方は北部のヨーロッパのとある国に住んでいる日本人。
パートナーがパスポートホルダーなので 移住して現在語学学校にも通っているとのこと。

この方の発言の内容はこうだった。
語学学校には15カ国くらいの人がいて、その多くの人が難民。
彼らは無料で語学学校に通い国からお金も貰っている。
そのお金は元々住んでいる人の税金から捻出されていて、そのせいで福祉の質が下がる。
それに対して快くは思っていない。
政治は混乱している。
この国は文化水準が高い国だから学校帰りに美術館に立ち寄るがここには難民はいなくて白人ばかり。

すべて事実だろう。

このトーク現場にいたわたし・・・違和感。
語学学校に難民がいる、ここまではよかった。
彼らがただで通って通うだけでお金がもらえるって・・・この言い方は悪意はないかもしれないけど、なんとなく嫌な感じを聴者に与えるような気がした。
しかし思い出して欲しい、アフリカや中東から来ている難民がなぜ祖国を離れたのかを。
紛争からくる貧困、命からがら避難してきたこと、わたしの友人に至ってはシリアから歩いてヨーロッパに行った、歩いて!

わたしは挙手して意見を言えなかった。なぜなら、わたしは難民を受け入れていないからだ。回り回って支援しているかもしれない、ODAとか、国として支援してる事業があるから。
難民条約に批准している日本国が難民を受け入れている数20人(平成29年)
これでもだいぶ増えたけど。
そう、難民を実際に受け入れてそれを実感し経験していないからわたしは何も言えない
同じ土俵えはないと思った。

美術館には難民が来なくて白人ばかり、というのも違和感だった。肌の色がどうだから文化的とかそうじゃないとか。
わたしの友人で難民で素晴らしいアーティストはいるし、白人でそうじゃない人もいるし
それは個々の価値観だし、
ガザ地区のアーティストは苦しい状況だからこそ、素晴らしい作品を残している。(この理由もいやだけど)

余裕がないと文化を楽しめないことも事実だと思う。

ここまで膨らんだ難民問題は受け入れ国一国で解決できる話ではない。
ということに尽きる。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿