スピ系の人々が古代イスラエルに憧れることについて

人々の興味関心は何であっても否定はしませんが
スピ系の人たちからイスラエルについての質問とか色々ちょうだいするので
一応記載しておこうと思います。

旧約聖書からインスパイアされて作られたスピ系グッズがあるのは知っていますし
そこから古代イスラエルやエルサレムに憧れを持つ気持ちは理解しなくもないです。

その人たちももう一度考えてみてください。

古代イスラエルと現在のイスラエル政府は全く別ものです。
エルサレムに訪れると嘆きの壁や神殿の丘をみて、古代エルサレム神殿に想いを馳せることもできるでしょう。
しかし、現在イスラエル政府はパレスチナへ入植を推し進め、パレスチナでは無残にも家が壊されたり、分離壁やチェックポイントが作られ移動の自由を制限されています。

またガザではチェックポイントが封鎖されており、移動の自由は全くなく物資さえも
滞っています。

イスラエル人が全員意地悪で悪い人とも思っていません。実際わたしにもユダヤイスラエル 人の友達がいます。素敵な人です。
しかしながら、国家が別です。民族法でイスラエルに住むユダヤ人以外の人の権利を認めません。
それを知ってもなお、イスラエルに憧れるというのならばそれはそれで1つの考えです。
ただ安易に古代イスラエルへの憧れから現在のイスラエル政府を支持するのは
いかがなものかと思い記しました。

わたしの基本的な考えは2国共存の平和解決です。
パレスチナ難民の帰還権もですが、まずは入植の撤廃です。
 

コメント

人気の投稿