それぞれのナクバ Nakba

5月15日はナクバ。日本では沖縄復帰の日だけど、ここパレスチナではナクバと呼ばれる。
ナクバとはアラビア語で大災厄。catastropheだ。
イスラエルでは独立記念日となる。
ロバートキャパの写真にイスラエル独立の日の作品がある。
この笑顔の写真の裏には虐殺や難民になった人たちの悲しみがある。
その悲しみは今も続いている。

それぞれのナクバ
5月15日、わたしはパレスチナのラマッラーという都市にいる。
コンテンポラリーダンサーの友人宅に居候している。

ナクバへの想いは今のその人の環境や状況によって変わってくるよね、
僕にとっては普通の日常の1日に過ぎないよ。
でもこれが難民キャンプだとまた違うし、海外にいるパレスチナ人にとっても
違うだろうし。
毎日忙し過ぎて考えられないって人もいるだろうし。
政治的なアクションの日として利用する人もいるだろうし、そうしないと忘れられてしまうしね。

ナクバへの想いがそんなに強くないと言っていた彼でも
今日はナクバだから、という言葉を言っているの聞いた。
やはりナクバの日は特別なのだ。


ナクバの日、オリエントダンスシアターで子供達が壁に絵を描く。


アクサの岩のドームを描くキッズ。
ドームにはパレスチナの国旗が掲げている。

ナクバ1948年だった。この数字とパレスチナの国旗を描く。
オリーブの木も描いていた。


占領は終わっていないからナクバは1948年に起きた、そして今も続いていて
誰も忘れてはいない。

 

公式サイト https://azursuga.com
パレスチナのアラックは https://shop.yahabibi.jp
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