宗教とは

三大宗教の聖地を巡り宗教の持つ力、宗教の意味を改めて考えさせられた。


どんな宗教を信じてもいいし、どんなお祈りをしようと構わない。
ただ、宗教は自分が幸せになるためのものであって、
他人を傷つけたりましては命を奪う理由には決してならない。
自分が幸せになるために、他の人が悲しむのはあり得ないことなのだ。
それは本当の幸せではない。 



テルアビブで出会うユダヤ人たちは
みんなピースフルでオープンマインド。
改めて政治と個人は違う、ということを実感する。
あえて彼らに宗教について聞いてみる。
そのために来たみたいなものだから。
ここにいると宗教色をあまり感じないせいもあり、
彼らのアイデンティティーはどこにあるのだろうかと思っていた。





私が話をした数人から感じたことなので
一概にこれが若いユダヤ人の考えだとは言えないが、
一部にこのような考えを持った若者がいるというのは間違いないだろう。
私が出会った数人はいずれも生まれはエルサレムだった。
異口同音にあのピリピリした雰囲気がストレスだと言う。
もちろん、神聖な場所ということも念頭にはある。
彼らにとっての宗教は文化に昇華したのではないかと感じた。
瞑想をしたり、宗教が強いと世界はうまくいかない、という考えがあたったり
日本人のわたしと近い思想だと思う。
そうはいっても、ユダヤ人という確固たるアイデンティティーもある。
旧約聖書に記されているようにユダヤはある時に数部族に分かれたのだが、
自分はその最初に分かれた部族の子孫だと口にする。
わたしはどうだろう。。。
3、4代前までは戸籍でわかるがそれ以前は元々は・・・知らない。考えたこともなかった。
そのことを彼らは誇りに思っている。
迫害されら歴史を持つ彼らだからこそ民族の絆が強いのか。




また宗教とは教育だ、とも話をした。
教育次第で人を洗脳できる。それが宗教だ、と。




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